午前中で荷物の搬出は終わったので、近所でカーテンやら新しい部屋で使用する買い物を済ませて健康ランドで夜中まで時間をつぶしていました。
0時近くから高速に乗りのんびりと進んで朝の7時前に中国吹田ICを降り、万博公園の環状道路で迷いながら地図で覚えていた地名の山田を通りJR吹田もしくはもよりの市役所を目指しました。
当時はカーナビも無く、初めての場所を詳しく無い地図を片手に引越のトラックが到着する朝9時に向かうのはともて不安でした。 問題無く間に合いましたけど。
引越も終わり、仮眠を取っているとお昼くらいにいきなり玄関のベルがなります。
眠いながらも出ると、NHKのドラマに出てきそうな角度の付いたサングラスを掛けたベタなヤンキーの女性がいました。
「下の階に住む○○ですが、鍵を無くし大家に連絡したいので電話を貸して欲しい」と言われ、頭が回らなかった私はコードレスホンの受話器を「はい」と渡し、電話が終わったらしき後に女性は帰りました。
後々と考えると、
- 大家の電話番号をいちいち覚えているのか?
- 他の部屋にも人は居たはずなのに何故私の所に来たのか? 住人ならさっきまで空室であった事を知ってるはず。
- 電話番号の収集のためどこかに掛けた?
- コードレスホンじゃなく電話のために家に入れると、美人局よろしく怖い人が続けて来た?
なんて謎が残ります。 小さなマンションですが実はその後その人を見かける事はありませんでしたので。
と、初めての大阪でいきなりの洗礼を受けた私でした。
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